SMC TAKUMAR 1:4/45-125mm & SMC PENTAX 1:4/45-125mm ZOOMの特許データについて
SMC TAKUMAR 1:4/45-125mmはKマウントが発売される直前の1975年に発売されたもので、同じスペックのSMC PENTAX 1:4/45-125mm ZOOMが同じ年にKマウント化されたものが発売される。刻印の字体が異なるレンズが後期モデルとしてある。このレンズの特許は、特公昭51-26276(1972年出願1974年公開)で発明者は高橋泰夫氏である。推定であるが、刻印が異なるレンズの継続販売された最終モデルは恐らくガラス材が変更になっているのではないかと推定している。
上段が45mm時で、下段が125mm時である。次にGIFアニメーションでわかりやすくレンズの動きを示しておく。このレンズはいわゆる直進ズーム方式になっている。
Pos.1時が45mm側の収差で、Pos.2が125mm時の収差である。
大まかには恐らく3つの外観の違うのモデルが存在している。1つはTAKUMARバージョン。あと2つはPENTAXレンズは前期と後期モデルで刻印デザインが変更になったものの2つがある。