smc PENTAX-FA★24mmF2ALの特許データについて
特許データの50本目の区切りとして相応しいレンズとして表題のレンズを取り上げることにした。このレンズは1991年発売の9群11枚構成の高性能超広角24mmF2の大口径レンズで、複合非球面レンズが採用され、AF用高性能シリーズとして発売されたシルバー鏡筒レンズの内の1本である。私は残念ながら未だに所有していない。
このレンズの特許は、特開平2-167515(1988年出願)=US4934797(1990年登録)のカタログのレンズ構成図から実施例5例中実施例2しか相当するものがなく恐らく実施例2が相当すると推定される。ただし、カタログの構成図と特許の構成図のレンズ径の各比率が異なるが、これは光線追跡で余計な大きさのレンズは小さく自動設計ではなされるが、製造の関係で鏡筒の構成からあえて変えていることが予想された。本データはなるべく実物に近いようにしたが所有していないレンズなので、あくまで推定値であることをご了承願いたい。設計はお馴染みのペンタックスのAF時代の多くのレンズを手掛けた平川 純氏である。平川氏はHOYA傘下になった頃にペンタックスを退職されている。
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