SMC PENTAX-M 1:2.8 40mmの特許データについて
旭光学工業とオリンパス光学工業とは小型一眼レフの開発競争が当時行われていた。その際にレンズの小型化も同時に行われていた。
PENTAXはKシリーズが1975年6月に発売されたが、レンズはSシリーズ(M42)の光学系の移植で単純にKマウント化したものが多かった。発売期間も約2年弱で1976年にはMシリーズのME,MXが小型一眼レフとして発売され、それと同時にこの40mmもパンケーキ型レンズとして登場した。4群5枚構成最大径63mmX長さ18mm重さ111gとコンパクトなレンズである。写角2ωは56度で最短撮影距離0.6mとなっていて50mmm標準レンズが同0.45mに対してこのレンズは寄れないのである。
このレンズの特許は特開昭53-33130(出願1976年公開1978年)であり、旭光学工業の多くのレンズを設計された高橋泰夫氏の発明レンズである。
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