オリンパス光学工業ZUIKO C.1:2.8 f=4cm(L)の特許
風巻友一氏の特許に先行技術文献として記載されていた特公昭25-3066(出願1948年公開1950年)発明者はオリンパス光学工業(当時)の柳川三郎氏である。このレンズについては、写真工業出版社「世界のライカレンズ」2000年発行P112の伊藤二良氏の記事に詳しく記載されている。このレンズは同社L39マウント唯一のレンズであり、同社のカメラには搭載されたボディがないというレンズである。レンズ構成は4群5枚構成で、レンズのパワー構成は物点側から++-|(+)となっている。
このレンズも画面全体に平均的に良い像を示すピント位置は∞時0.17mm繰り出した位置にある。
#ZUIKO4cmF2.8