ペンタックスレンズ研究会

ペンタックスレンズ他光学特性データを示します。

(46)smc PENTAX67 SOFT 1:3.5 120mmの特許データについて

smc PENTAX67 SOFT 1:3.5 120mmの特許データについて

このレンズが出るまでは、ペンタックス6X7シリーズ以前にはソフトフォーカスレンズは、ドイツRODENSTOCK社IMAGONを使用する専用アダプタを使ったIMAGON 200mmH5.8しかなかった。それが専用のレンズとして旭光学工業の平野博幸氏が設計した特開平1-211712=US4948236(1988年出願)の実施例3が一番カタログのレンズ構成図に近い設計のレンズと推定されたので、このデータを使って計算を行った。今回ソフトフォーカスなので、収差図とMTFだけ示す。

まずはレンズ構成図を示すが、3群4枚構成のレンズである。

smcPENTAX67 SOFT 1:3.5/120のレンズ構成図

smc PENTAX67 SOFT 1:3.5/120のレンズ構成図

smcPENTAX67 SOFT 1:3.5/120の収差図(スケール注意)

smcPENTAX67 SOFT 1:3.5/120の収差図(スケール注意)

smc PENTAX67 SOFT 1:3.5/120のMTF

smc PENTAX67 SOFT 1:3.5/120の幾何光学的MTF

このレンズはペンタックスOBのレンズ修理工房で修理不能のレンズの一本である。理由は接着されていて、中にカビが生えたりしていると修理ができないのである。大事に使っていただきたいレンズである。
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