Cosina Voigthländer NOKTON Vintage Line 50mmF1.5 Aspherical IIの特許について
前回(61)で1999年発売の初期モデルのNOKTON 50mmF1.5Aspherical初期モデルを紹介したが、今回は表題のレンズを紹介する。こちらは7群8枚構成の第8レンズに両面非球面レンズ採用で、このシリーズのコシナNOKTON50mmF1.5Asphericalシリーズとしては2020年10月発売の3代目となるものである。特許は恐らく特開2022-12964(出願2020年)実施例1のポジション1がこのレンズの特許ではないかと推定される。設計はコシナの菅野靖之氏である。このレンズの特許はレンズの配置で焦点が微小に変化するレンズ設計しているユニークなものである。恐らく近接時のレンズ配置を指定しているので、ライカマウント用では、この事例では恐らくポジション5が近接時の配置と考えている。今回は無限大時(ポジション1)のデータだけを示す。
ビンテージラインということで昔のテイストを持った性能になっているのかも知れないが、この性能であれば非球面レンズはなくてもいいのではないかというのが私の感想です。
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